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インフラ施設
道の駅びんご府中
- 構造設計
- 施工
- 材料製作
- 意匠設計
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- 設計 工藤和美+堀場弘/シーラカンスK&H
- 所在地 広島県府中市
- 敷地面積 1,470.99㎡
- 建築面積 822.30㎡
- 延床面積 772.82㎡
- 階数 地上1階
街に開いた道の駅
広島県府中市のJR府中駅近くに建つ市街地型道の駅である。建物を集めて賑わいを完結させてしまうのではなく、分散した建物を配置し、通り抜ける市民も含め、小さな場所の集合から賑わいを生み出すことを目指した。地元産業の家具が生き生きと見えるように、鉄骨の無垢材による柱梁に木梁が載る繊細な構造計画とした。屋根は分棟ごとに離れながらも部分的に連続し、一体構造を形成している。これによって透過性が高く連続的に重なるシーンを生み出すことができた。特にラチストラスの特殊加工や木梁の精度は、まさに現代のモノづくりの技術によるものである。
シーラカンスK&H 工藤和美
構造・設備:Arup
施工:道下工務店
○新建築 2017年3月号掲載
◇第10回「JIA中国建築大賞」 一般建築部門 大賞