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教育施設
浜松湖北高等学校 多目的体育館
- 構造設計
- 施工
- 材料製作
- 意匠設計
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- 設計 株式会社 竹下一級建築士事務所
- 所在地 静岡県浜松市
- 敷地面積 49,662.87㎡
- 建築面積 953.58㎡
- 延床面積 802.64㎡
- 階数 地上1階
県立三校の再編合併で新設された高校の、多目的体育館の計画である。この大空間を従来の様に単に大断面でつくるのではなく、競技に必要な高さ空間を確保した軽やかなアーチ形状とした。 課題は大スパンと屋根に生じるスラスト力を、県内産杉材で成立させることだった。 ライズを高くとった木のアーチ構造で軸力を垂直に伝え、鉄骨で水平力を負担させる。木と鉄骨のハイブリット構造で通常必要なアーチ梁の断面を半分にすることが出来た。きめ細かな木構造が、新しい学校の運動施設として理想的な環境をつくり出した。
撮影:ヴィブラフォト/浅田美浩