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福祉施設
奥多摩町福祉会館
- 構造設計
- 施工
- 材料製作
- 意匠設計
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- 意匠設計
- 設計 シェルター
- 所在地 東京都奥多摩町
- 敷地面積 1,507.96㎡
- 建築面積 624.73㎡
- 延床面積 1,226.40㎡
- 階数 地上2階
地場産杉材を用いて森林との調和を実現
奥多摩町福祉センターの計画は、『巨樹と清流のまち』奥多摩町の施設として、「豊かな森林資源を活用すること」「高齢化対策としての新しい福祉施設の役割を創造すること」以上2点を重点テーマに計画した。これは町の歴史、産業、文化、自然環境など特徴ある地域性を施設に反映させ、独自性を表現することだ。つまり、森林との調和が不可欠であり、そのため、歴史ある東京都の杉材を有効利用する方法として、柱と梁をコネクターで繋いで強度を高めたKES構法を採用。東京都森林組合による良質な原材料と、最新の木構造技術を融合させ、『木の癒しの空間』を実現している。この施設の柱、梁、間柱には、100%杉材(東京都産)を用いており、計画に用いた杉材(東京都産)は230m3である。地産地消による、森林の有効活用により、地域産業の活性化、自然環境の保全、文化の継承、を同時に実現することができた。
◆60分準耐火構造