阪神・淡路大震災、東日本大震災、戦後最大の巨大地震・津波で、倒壊しなかった建物。それは日本で最初に開発した接合金物工法「KES構法」により建てられ、驚異的な耐震性能を実証。 2014年、鉄筋コンクリート並みの耐火性能を有する世界初の２時間耐火木構造部材「COOL WOOD®」を開発、大臣認定を取得。さらに３次元技術を開発し最新鋭加工機を導入、木造建築はその歴史を塗り変え、災害に強い芸術的な「木造都市」実現へと、全く新たな世界を迎えています。

これら木造革命の発想現場と、愚直な創造・革新・挑戦の実践、それを支える人間力、人材育成の取組みや、最後に、世界的建築家 坂茂氏との「建築の常識を超える」対談など、この一冊にぎっしり詰まっています。

「木造都市への挑戦　都市(まち)に森をつくる」
【発行所】致知出版社
【発行日】平成27年3月
【著者】木村　一義
【価格】1,500円（税別）
【目次】
　はじめに
第一部　木造建築の最前線
　第一章　激震・巨大津波に耐えた木造建築
　第二章　建築哲学が命と財産を救った
　第三章　世界初「二時間耐火」の木造都市づくり
　第四章　ウッドファーストは世界の潮流
第二部　木造革命の発想現場
　第一章　工務店の四代目が渡米した
　第二章　創立、そして創造・革新・挑戦
　第三章　木造都市をつくるKESネットワーク
　第四章　人を育てるシェルターの哲学
特別対談「建築の常識を超える」坂 茂（建築家）×木村一義（シェルター社長）
　おわりに

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